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【公認会計士】短答式試験勉強法

もうすぐ12月。公認会計士短答式試験の季節がやってまいりました。

受験生の皆さん、寒い季節になりましたが頑張ってください!

 

私が初めて短答に受かったのは2017年12月の短答式試験

その後に論文に受かった時よりも、この短答に受かった時の方がはるかに嬉しかった。

理由は分からんが、何かこう「一つのレベルまで到達したな」という実感があったからかもしれない。

 

そんな喜びを味わえる第一関門の短答式試験に合格するために必要な勉強方法を

自分なりに簡単にまとめました。

やることは単純です。

 

【計算科目】

①授業を受ける。→インプット

②計算問題集をひたすら解く。→アウトプット

③答練・模試を解く。→アウトプット

④間違えやすいところを重点的に覚える。→インプット

 

【理論科目】

①授業を受ける。→インプット

②理論問題集(一問一答や肢別ともいう)をひたすら解く。→アウトプット

③答練・模試を解く。→アウトプット

④間違えやすいところを図表などで頭に叩き込む。→インプット

 

この①~④のサイクルを数多く周回するに限るんではなかろうかと思います。

 

ここで1つ注意点として言いたいは、普段の問題集を解く際に、

ただ単純作業のように闇雲に解くのはNG!であり、

 

「1つ1つを考えながら解く」のが非常に重要と思うわけです。

 

 

この「考える」というのは、

 

理論であれば

学習した基準の文言や考え方を洗いざらい思い出して選択肢と照らし合わせることであり、

 

計算であれば

問題文の資料から最も適切と思われる会計処理が何か、そしてどのように数値に表現するか思考することです。

 

もし導き出した自分の回答が間違っていれば、解説をしっかり読んで知識のインプットをし直して修正していく。

 

この「考える」が、なぜ大事か。

 

闇雲にただ問題を解くだけだと、特に思考をしないので、

自分が苦手な論点や間違いやすい論点は、いつまで経っても不得意なままとなりがちです。

 

短答試験に運よく受かったとしても、これでは論文試験でいとも簡単に蹴落とされてしまいます。

 

一方で短答対策の時から考える癖を身につけておけば、

論文対策に変わった時でもうまく対応していけると思います。

 

論文試験では自分の考えを文章や数値で表現しなければならないので、

ふわっとした知識では太刀打ちできないのです。

 

また監査法人に就職して実際に仕事する時でも、

ただ単純作業として調書を作るのか、あるいは考えながら調書を作るのかで

調書のクオリティも変わるし、会社への質問の質も異なってきます。

そして自分への評価も異なってきます。

(偉そうに言っていますが、実体験を踏まえて自分はそう思います。)

 

なので、ぜひ受験時代から考えながら問題を解く意識を身につけましょう!

 

短答式試験になかなか受からないなぁ~、という方がいれば

1つの参考にしてもらえればと思います。

 

それでは。