自由になりたい

てか、自由っていったいなんだい

ウクライナ侵攻と日本の未来

お久しぶりです。久々にブログを更新します。元気ではあったんですが、忙しくて放置していました。

今回は、今起きているロシアのウクライナ侵攻に関して思うことがあったので、個人的な感想を述べていきます。ただ、私は専門家でないので間違っていること書いてあったらすみません。

 

私は多くの日本人と同様に、揉める原因がなんであれ、戦争には反対です。20世紀までに起きた世界的な戦乱の反省を踏まえて、人類は戦争ではなく話し合いによって問題を解決していくべきだと思っています。

しかし、いくら「戦争反対」と言ったところで、話し合いが全く通用しない相手から日本を狙われたり、戦争を仕掛けられたらどう対応すべきなんでしょう。

日本は戦後80年近く平和な時代が続いていますので、ほとんどの日本人は平和が当たり前だと思っています。自分もそうです。

その平和が突然、今回のロシアのような、対話をする気のない狂気の国によって脅かされるとき、ウクライナの勇敢な人たちのように、日本人は立ち向うべきなのでしょうか。それとも戦争で国民を死なせないために、侵略してきた相手でも受け入れるべきなんでしょうか。

 

例えば、自分の家に武器を持った謎の男が不法侵入してきて、「今日からここは俺の家だ。文句あるならやっちまうぞ」と言われたら?

私はまず気持ち的に受け入れられないです。なので、どうにかして追い返したくなります。その方法はどうしましょう。

これが家ではなく国だとしたら、警察に通報するなんて選択肢はありませんから、①引き下がってもらうために説得を試みる、②一度攻撃されてから対抗して追い返す、③誰かに助けを求める、④家に入ろうとした時点で○す、のいずれかになります。

多分①は成功しません。相手は侵略するつもりで来ているんですから。

次に②は直接対決ですね。どんぱちやってみてどうなるかですが、ガタイ(軍事力)の差が物を言います。

③は友人を呼ぶとして、誰か来てくれるでしょうか。ドイツみたいにヘルメットだけ送りつけられたら絶交したいです。

最後の④は、出鼻を挫くってやつですが、先制攻撃になるので今の日本は使えません。

 

③はすごく期待したいですが、誰も来てくれないでしょう。ウクライナの場合、西側ではないのでNATOアメリカも来てくれません。

とすると、まず②しかない気がします。

日本はこれまで専守防衛と言ってきた国なので、現状一発殴られてから反撃することになります。その一発が致命傷だと終わりですが、なんとか耐えることができたら反撃開始です。

ただ被害を伴う恐れがあるので、今、国で議論されているのが「敵基地攻撃能力」の是非ですね。攻撃される危険が高いと感じた時は、専守防衛ですとか言ってられないので、被害が及ぶ前に敵基地を叩く能力が必要なんでは、と言われています。なので、上で言うと④になります。

 

「家に勝手に入ろうとしたら問答無用で○すからね」

と近所にアナウンスすれば、不法侵入者を防ぐ効果はあるでしょうが、地域住民にいらぬ刺激を与えることになるのが懸念されるところ。

 

先日安倍元首相が言及した「核共有」は、やくざで言う代紋の効果みたいなもんでしょうか。アメリカの核の傘下に入れば「うちは最強の○○組のもんだから」と言うようなもんで、確かに抑止力として効果はありそう。

日本には米軍基地もあるし既にアメリカに守られているようなもんなんですが、最近のアメリカは世界の警察を引退してる感じなので、軍事力で台頭する中国に対して日本も不安になっていることから、こういう議論も巻き起こすことになっています。

 

21世紀になっても戦争を避けるためには巨大な軍事力が必要という、相変わらずの世の中で悲しい限りです。

ロシアがこんなことするとは思ってもいませんでしたので、ショックです。

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関係ないですが16号

全くもってまとまりのない感じですが、これで終わります。