自由になりたい

てか、自由っていったいなんだい

会計士試験勉強 地獄の始まり

2019年、私は論文式試験に落ちた。このとき論文受験が3回目だったので、いわゆる三振だった

三振すれば、悲しいことにまた短答式試験から合格し直さなければならない…これがどんだけダルいことか、分かりますか

2017年に一度短答合格したとき、よもや自分が三振するなんて夢にも思ってもみなかったさ。誰が言ったのか知らんが、短答受かれば論文余裕、を結構信じてた。なんせ自分は働いてて、周りに受験仲間なんていなかったので、論文の大変さなんて知らなかったよ

だって、短答に受かるのも一苦労よ。財務は範囲広いし、管理は本試験でツンツンしてるし、監査論はフワフワしてて、企業法は暗記多いし。そんな短答をクリアすれば、論文は3人に1人が受かるんだから、てっきり3回目までにはひっかかるだろうと。

ただ、今振り返ると、自分が論文三振したのは超絶当然だった。はっきり言って、勉強時間が足りてなかったし、勉強の質がよろしくなかった

勉強時間が足りてなかったのは主に一回目と二回目の論文試験。この時に子供が産まれたり、仕事が忙しくて8月は家に帰れなかったり…三回目の論文では勉強時間こそ確保したものの、焦りからなのか分からんが、闇雲に教材を回転させるという思考停止戦法で挑んでしまった

 

三振してようやく私は、受かるために何をすべきか、を考えて普段の勉強に落とし込まねばなるまい、と真剣に考えた

そして考えた挙句に行き着いたのは、「皆ができるところを全部潰す」作戦だった

皆ができるところ、とは、答練や模試で正答率が高いところのこと。ここを無視してたら、答練を受ける意味がないと思った

あと、普段問題を解く時に、どの論点をどのタイミングで学習するかもセットで考えた

理解が弱いからやるのか、一応は理解しているはずの論点だけど知識の確認をしたいからやるのか…何せ社会人には時間がないから、ただただ前から順番に解いて回転させていっても仕方ない。

とにかく、頭をちゃんと使った勉強をしよう!

そう、心に固く誓い、家庭が崩壊へ向かう中、ヒリヒリする気持ちで短答式試験の戦場へ舞い戻ったのである