続きまして管理会計です。まずは成績から!
①2020年成績
12月短答 54点
8月短答 60点
論文試験 第1問29.1 第2問37.55
②使用教材
短答…(計算、理論とも)CPAの短答対策問題集
論文…(計算、理論とも)CPA 論文対策問題集(池邉先生)
短答においてのこの科目、得意な人が本当にうらやましい。私は最後まで苦手意識は拭えませんでした。
でも最近の本試験の難易度的には短答6割くらいは悪くない成績かな、と思います。
普段の勉強だと管理会計は嫌いどころか、むしろ好きだったんだけど。好きこそ物の上手なれ、とはなりませんでした。
しかし、論文では結構得点が跳ねました。
これは第2問の出来が全てですね。
第2問の問題1はトップダウン以外はほぼ空欄でしたので、問題2の計算がほぼ正解できてたのが良かったみたいです。
③短答対策について
まず計算。
普段意識したのは、やっぱり計算は理論とセットで理屈を覚えること。この点は、財務も一緒ですね。
あとは、計算はスピード勝負なところがあるので、計算の下書きする時間を短縮して、検算する時間を作ることを意識しました。
問題文の資料の中で、例えば作業屑の評価額とか集計漏れしそうなポイントがあれば目立つ色でマーカーつけました。これだけでも、しょうもないミスを減らせます。
勉強してるはずなのに点が伸びないな…って人は、どこかでしょうもないミスしてませんか。それに向き合ってミスを減らす工夫をすれば、より点が安定すると思います。
次に理論。
短答の理論対策は、講義聴いて問題集を回転するだけ。あと、めっちゃ原価計算基準を読み込みました。試験前日には1時間で条文を全部読めるくらいになってたと思う!
まぁ、8月短答では初っ端の第1問を落としたんですけど、それでも60点はとることができます。
④論文対策について
計算については回転教材が変わるだけで、やることは短答からそう変わりません。
ただ、計算の理屈を押さえる意識をより高める必要があるのではないでしょうか。
R2論文試験だと会話形式の流れで計算と理論が問われましたが、
ああいう会話を普段頭の中で作り上げて妄想しとくとかいいのでは。
私は受験仲間に乏しかったので、「人に説明できるように理解する」ために、管理に限らず、本当に理解できてるか確認するために、仕事や自習室の帰り道に会話を妄想してました。
理論では、論文対策講義テキストの左ページにあるフロー図を、最終的には覚えます。
私は池邉先生の指示どおり、①問題文みる②論点・キーワード思い浮かべる③フローを確認するを愚直にこなしました。
最終的には、試験直前は2時間くらいでテキスト1冊読めるくらいになっていました。
⑤(余談)管理のコントレについて
管理会計には別教材として、かの有名なコントレがあります。
私、2019年はこれを使ったけど、消化不良を起こしてしまいました。
あれをコンプリートできる猛者は尊敬です。
あくまで個人的な意見ですが、管理会計のコントレは今の試験傾向からするに、本試験で役立ちにくいのではと思います。
多くの受験生にとって管理会計って、時間が足りず全て解くことが困難な科目。解きやすい問題から解くという取捨選択を強いられ、難しそうな問題は後回しにする結果、最後は時間が足りずに解かないことになります。
それだったら、そもそも難しい問題や時間がかかる問題を解けるようになる必要はありません。
少なくとも、自分の実力と限られた勉強時間を踏まえたとき、管理にそこまで時間を割くことはできなかったです。
凡人の自分がコントレをやりこんでも、その努力が報われない可能性が高いと感じたから。
つまり、短答問題集にある過去問をスラスラ解けるようになっとけば、十分ではないか、という結論です。
ちなみに池邉先生の講義は重いという方もいらっしゃると聞きますが、個人的には説明にメリハリがあって分かりやすいと思うので、コントレまではやらないとしても、通常の短答・論文対策講義は非常におすすめです。